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犬も人間も

去る1月26日(土)、ルーンママの母方の祖母が亡くなりました。

今年のお正月に倒れてから約三週間、結局自宅に戻れずに病院で。

高齢のためあまり状態が良くない、話は聞けるけど自分ではうまくしゃべれない感じとは聞いていたものの、

ルーン家に第一報が入る一時間前。

実家の父や母との電話で、祖母の状態を聞いた時には

意識もあるしついさっきまで、お見舞いに行っていた母の話に耳を傾けていたとのことでした。

その直後、父からの電話。

”今電話切ったばかりなのに”と思いましたが同時にもしかして。。。と嫌な予感(T ^ T)

そのあとはもうバタバタで(;^ω^)

月曜日は通常出勤し、火曜日からママさんだけ北海道に帰省するという形に。

飛行機やJRでの移動中もなんだか信じられない気持ちで。

最後に会えたのはもう2年半前だったなぁ。

2月に入ったら一度お見舞いに行こうと思ってたのになぁ。

おばあちゃんの作ったおにぎり、塩加減が絶妙であんなに美味しいおにぎり食べたことなかったなぁ。

とか。

幸い弟夫婦も一緒に帰省できたので気が紛れましたが、祖母のことを思い出せば出すほど

移動中いつでも涙が流れてくるという状態になってしまいました(-_-;)

納棺が済んだ祖母と対面し泣き、久しぶりに会った親戚に声をかけられ泣き、

通夜、葬儀と無事に終了しても一人になると悲しくて仕方のない状態。

涙腺ゆるゆるのまま帰りの飛行機で、とても親切な方にスーツケースの収納を手伝っていただき

人の優しさに触れるだけで涙してしまい、きっと変な乗客だと思われたことでしょう( ̄▽ ̄;)(笑)

ママさんの前職は、とある葬儀屋さんの事務員でした。

仕事として毎日ご遺族と関わることはあっても、やっぱり仕事は仕事。

どこか慣れてしまっていました。そういう悲しい場面に。

おそらくほとんどの人が非日常、身近ではない”死”という出来事。

みんないつかは必ず、犬も人間も。でもいつか。。。はわからない”死”。

祖母は享年103歳。これまで大きな病気もせず、なんでも自分できちんとできる人でした。

”大往生だね~”は今も必ず言われます(;^ω^)(笑)

だけど。

たとえいくつであっても、私の母にとっては大切な母だっただろうし。

私にとってもまだまだ長生きしてほしい祖母だったわけで。

祖母が入院してから、ほぼ毎日お見舞いに行っていたという私の母。

それでも

もっと”こうしておけばよかった” ”ああしておけばよかった”という思いが残ると言います。

でもきっと、その思いついたもっと”こうしておけば、ああしておけば”をしていたとしても

そういう感情は残るのでしょうね。

その人を大事に思えば思うほど。

我が家の大事なお嬢、ルーン。

正直向き合いたくない話ですが、この子はおそらく

何か諸事情でもない限り、私たちよりも先に旅立ってしまうことでしょう。

覚悟は出来ている。。。つもりです、つもりでした。

でも離れていた祖母の死でさえこんなにつらく悲しいものなのに、

毎日一緒にいるこの子を、果たして笑顔で見送ってあげることができるのか。

きっと母のように、どんな風に過ごしたとしても後悔は残るんじゃないかな。

自分とパパさんとルーン。こうして過ごしているなんでもない毎日を

素敵な数年間だったと思い出せるように大事に生きていかなくちゃね。

そんなことを思う、今日この頃です。

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はづきママ

そっか、おばあ様亡くなられたんだ・・・103歳大往生だね、ご冥福をお祈りします。
何気ない日常がいかに大切か、無くしてから亡くなってから気付くことが多いよね。
大事に一日一日を過ごしたいよね。

by はづきママ (2013-02-12 16:45) 

ルーンママ

はづきママさんへ♪
なんだか暗い話題になってしまってごめんね(;^ω^)
私自身、もし祖母が亡くなっても一緒に住んでいたわけではないし結構大丈夫なんじゃないかと思ってたんだけど、いざこういうことになると弱くなってしまってね~(;ω;)
でも悲しんでばかりもいられなくて普段の生活に戻って気が紛れてる感じかなぁ。
そんなこんなでなかなか葉月ちゃんのブログにも訪問できずにいてゴメンネo(TヘTo)

by ルーンママ (2013-02-12 21:04) 

marche210

おばあさま、御愁傷様でした。大変でしたね。
お気持ち、痛いほど、よく分かります。

私も、一昨年の春に、田舎の祖母(父方)を亡くしました。
祖母不孝で、ずっと会ってなかったんですけど、
その後悔もあって、ものすごく哀しかったです。

また、横浜の実家には、今年99歳になる祖父(母方)がいます。
幼いときから同居していたので、おじいちゃん子な私。
超高齢ですが、結構元気で、頭もしっかりしているので、
油断しているところもあるのですが、やっぱり超高齢。
いつなんどき、という想いはいつもあります。
遠方に住んで、これまた祖父不孝しちゃってる、と思う日もあります。
100歳近く生きてるし、おそらく大往生って言われるだろうけど、
やっぱりいつまでも長生きしてもらいたいですよね。

そして、おじいちゃん、おばあちゃんとはまた比べられないけど、
飼い犬の死は想像するだけで泣けてきますよね。
特に、オトナになって自分の責任で飼い始めた初めてのワンコなので、
その喪失感はハンパナイでしょうね。
私、ガルネリが死んだりしたら、
発狂するんじゃないかってときどき本気で不安になります(汗&笑)
この想いを毎日のお世話で、後悔しないように、
ちゃんとしてあげようって心掛けているつもりです。
でも、お散歩サボったり、お留守番させたり、
ガルネリはきっと不満も多いんだろうな、と思っちゃうんですけど。
はー、今日も犬バカです(笑)

ごめんなさい、ダラダラと長文、失礼いたしました。
そうそう、姉弟の初対面、ぜひ実現させましょうね。
連絡遅くなって、スミマセン!
このコメント欄って非公開も可能ですか?
可能でしたら、今度コメントで、メールアドレスをお教えしたいのですが。。
by marche210 (2013-02-12 23:34) 

ルーンママ

marche210さんへ♪
ありがとうございます(;ω;)温かいお言葉になんだか気持ちがホッとしました。
離れていてなかなか会えなかった後悔がいつまでも残っておりこんな暗~いブログ記事になってしまってごめんなさい(;^ω^)
日本最高齢でも目指せるんじゃないの~と冗談で言えるくらい体も頭もしっかりしていた祖母だったのでこんなに早く逝ってしまうとは夢にも思いませんでした。
marshe210さんのお祖父さまもご高齢でいらっしゃるんですね。
元気でいてくれるのがなによりですよね。
なかなか会えずに私も祖母不幸だったなぁと思いますが、marshe210さんのお祖父さま、きっと孫が元気で頑張ってるのをわかってくれていますよ。
最近、私の周りで飼い犬が高齢や病気で亡くなったりという人が多くて、もしルーンがいなくなったら。。。と思っただけで泣けてくる&祖母のこともあり真剣に考えることが多かったここ数週間でした(^^ゞ
うちも満足のいく暮らしではないかもしれませんが、ルーンと一緒に毎日穏やかに過ごせたらそれが一番なのかなぁと思っています(´∀`*)

わ~☆嬉しい♪姉弟ご対面、ぜひぜひ実現させたいですね!
コメント欄、非公開可能なのでいつでも大歓迎ですヽ(*´∀`)ノ
by ルーンママ (2013-02-13 06:12) 

ninoquincampoix

ルーンママさん、いろいろ大変でしたね。御愁傷様です。
ルーンママさんもそういう年になってしまったと言うことですよね。小さい頃はみんながいて当たり前だったのに、年を重ねるごとにその家族がいなくなってしまう・・・。私も渡仏した年に祖母を亡くして急いで帰国したことがありました。葬儀には間に合いませんでしたけどね。やっぱり高齢で、大往生って言われてました。
きっとルーンママさんのおばあさんのおにぎりもそうなのだと思いますが、おばあちゃんのごはんは本物の和食って感じがするんですよね。私の祖母の煮物は絶品で、私はその味に近づこうと工夫してました。そうやってずっと覚えていようと思っています。

そうですね、愛犬との別れはいつかやってきますよね・・・。私は自分と同時が良いなと思っていますが、気づくとニノも5歳になる年です。初めて飼った犬で、溺愛し過ぎだとも思いますが、買う時にニノに約束した通り、ずっと大事にする予定です。毎日「いつも一緒にいてくれてありがとうね」と何度となく言ってなでています、ニノにとっては迷惑かもしれないですけど・・・。
何をしてあげるのが犬にとって幸せなのかはわかりませんが、毎日特に何もなく、普通の、ただ穏やかな日が一緒に過ごせればそれで良いのかもしれませんね。

ルーンママさん、どうかお気落としのないように・・・。


by ninoquincampoix (2013-02-14 17:03) 

pannaママン

ママさん、ほんとうに大変でしたね。
御愁傷様です。
どんなに遠く離れていても、なかなか会えなくても、とてもとても大きな存在ですよね。
私も、自分が驚くくらい涙が止まらなかったことを思い出しました。
そして、私は、祖母のきゅうりの漬物です。
二度と食べられないんだなーと思うと切ないですが、いつまでも自然に私の中に祖母がいたんだなーと思うと、安心できます。

お別れのこと、考えることがありますよね。
毎日、笑顔にしてくれる我が子が、私達と安心して楽しく暮らせるようにと
思っていますが、果たして、できているのかどうかと不安になったりもします。
でも、きっと、我が子からもらっている私達の楽しいや幸せが、我が子にも
巡り巡ってずっと伝わってくれていたら良いなーと思っています。

ママさん、大変な時に、パンナへのBDコメントありがとうございました。
改めてママさんの優しさが伝わりました。
by pannaママン (2013-02-15 11:03) 

北海道のトマト

今回は、大変だったね。
今年のお正月から調子が悪かったんだ・・・
うちのお舅さん(今も入院中)のところに行く度
面会者の名簿見て、入院してるんだぁって思っていたけど。
急だったんだね。
うちはお舅さんも入院中だけど、
実は自分の母も入院してて
もう寝たきり状態でほとんど意識も無い状態なんだ。
頭の病気でもう半年以上目を覚ましてくれないの・・・
近くに住んでいて、ほぼ毎日顔を合わしていたのに
異変に全然気づかなかったんだ・・・
私もいっぱい後悔してるよ。
反発しないでちゃんと料理とか教わっておけばよかったとか。
内心はいつまでも元気でいて欲しいから、逆に教わりたくなかったんだ。
でも、今となっては後悔ばかりだよ。
何もできない自分にも腹立つし・・・
今は病院が遠いしなかなか行けないけど
行けるときは手のマッサージとかしかできないけど
やってあげてるんだ。
せめてもの親孝行だと思ってね。

ばあちゃんはずーっとルーンママさんの心の中でいてくれているから、元気だしてね。
by 北海道のトマト (2013-02-15 15:11) 

ルーンママ

ninoquincampoixさんへ♪
なんだかご心配おかけしてしまってどうもすみませんヽ(´Д`;)ノ
そうですね。年をとるというのはこういうことなのですよね。
とうとう祖父母はみんな逝ってしまい、いつかはこうなると頭ではわかっていてもとても切ないものなのだなぁと常々感じております。
本当に絶妙な味付けですよね☆私も忘れられない味の一つなのでずっと覚えていたいですね。
我が家もルーンが初ワンコのため四苦八苦しながらの子育て(笑)やしつけ、かわいいかわいいだけじゃダメなんだなぁと感じたことなど。。。でも成長していくうちに意思疎通(いや、まだまだなんですけどね)が少しづつできるようになったこと、夫婦の仲を取り持ってくれたこと(笑)など。。。そんな自分たちにとっての思い出がたくさん増やせたらいいなと思います(´∀`*)
ありがとうございました。もう大丈夫です(*^^*)
by ルーンママ (2013-02-15 20:16) 

ルーンママ

pannaママンさんへ♪
ありがとうございます。なんだか暗~いブログ記事になってしまってスミマセン(;ω;)
今までこのような形で今の気持ちを綴る術がなかったのでルーンのブログですがこの場に留めておこうと思い立ってしまいました(^_^;)
ママンさんもやっぱり思い出の味があるのですね☆
そっか。。。覚えているってことはいつまでも心の中では生きているということですよね。ママンさんの言葉にホッとしました。ありがとうございました。
ルーンとの別れ、結構真剣に考えてしまいました。
別れが辛いからという理由で動物を飼わなかった私の実家ですが、一度ルーンに会わせた時からかなり気にかけてくれている様子(笑)
確かに別れは辛いです。でもそれ以上に飼わなければわからなかった自分の感情にもたくさん気づくことができました(´∀`*)
パンナちゃんのことを大事に思っているママンさんの幸せな気持ち、絶対伝わっていますよ(*´ω`*)
大好きなパンナちゃんのお誕生日♪
一日遅れのコメント失礼しました( ̄▽ ̄;)(笑)本当におめでとう♪
by ルーンママ (2013-02-15 20:43) 

ルーンママ

北海道のトマトさんへ♪
コメントありがとうね。
久々に実家に帰って泣くだけ泣いて帰ってきたからもうだいぶ落ち着いたよ☆
私のことはさておき、お母さん、そんなことになってたなんてビックリしたよ(;ω;)昔会ったときのこととか、顔も思い出せるし。。。信じられない気持ちです。
反発しちゃう気持ち、なんとなくわかる。
北海道のトマトさんとお母さんのやりとりが想像できるなぁって。
でも気持ちはきっとお母さんにも伝わってるはずだよ。
遠くてなかなか行けなくても行った時にしっかり親孝行してるんだもんね。
会いに来てくれてきっと喜んでるよ。
私は年に実家に1回帰れるかどうかだし、本当親不孝者だなぁとつくづく反省だなぁ(-_-;)
そうだね。おばあちゃんは私が覚えている限りいつまでも元気なおばあちゃんだし。
北海道のトマトさんこそ大変な時に本当にありがとうね。
次回帰省の時には会えますように(^ε^)-☆!!
by ルーンママ (2013-02-15 21:08) 

UK230

心よりお悔やみ申しあげるとともに、ご冥福をお祈りいたします。
お別れのことは、どんなに覚悟をしても、その時を思えば恐ろしく…。
和三盆にも長生きしてくれと、せめて予期しない別れだけはやめてくれと
毎日願っています。
だからこそ本当に、今の一瞬一瞬を大切にしなければと
ルーンさんの文章を読んで、改めて思いました。

by UK230 (2013-02-20 19:04) 

ルーンママ

UK230さんへ♪
コメントありがとうございます。返事が遅れて申し訳ありませんm(_ _)m
祖母とは一緒に住んでいたわけではないし、私はいわゆる外孫だったのでそれほどダメージも大きくないのではないかと自分では思っていたのですが。。。思いのほかやられました(-_-;)甘かったです。。。(苦笑)
なので、もしルーンと別れることになったら自分はどんなふうになってしまうのだろうと考えてしまいました。
実家で一度も動物を飼ってくれなかった理由はそこにあるのですが、でもルーンと出会ったから知ったこと、教えてもらったこと、こうして和三盆くんのご家族とお知り合いになれたこと。
飼わなければわからなかったことばかりです。
いずれ間違いなく悲しい現実を受け止めることにはなるのですが、それ以上に得たものは一生、私の中で残ると思うんですよね。
とは言っても私もUK230さんと同じです。
できるだけ長く、最後は私たちと一緒の時に。。。と。
by ルーンママ (2013-02-23 07:19) 

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